子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

セレクションクラスの洗礼パート2

前回書いたセレクションクラスでのことパート2です。
(特に続きではないです)

soumar.hateblo.jp



ソウマールは
このスクールに入ってから
いつも最後のゲームではディフェンダーをやらされています。

「ねぇ、たまには僕にも。。。」

ソウマールは一応周りには言ってみるものの。。。周りの子は誰もソウマールの話など聞いてくれません。


「あっ!そうだ!」ソウマールはいいます。「公平にじゃんけんで決めようよ!」
と今度はソウマール。スクールコーチに聞こえるようにいいます。
(賢い(笑))

そして。。。ジャーンケンポーン!


ソウマール。勝ち!

「やった!じゃあ、ぼく中盤ね♪」

ジャンケンに勝ったソウマール。しかし。。。


「はい。次のグループ入って!!」

コーチの掛け声とともに選手達は速攻でポジションにつきます。
するとソウマールがやるはずの中盤が。。。埋まっています(笑)

「ねぇ、ちょっと」
ソウマール中盤の子に詰め寄ります。「ズルいよ。君はディフェンダーだったでしょ」
「うるせぇな!早い者勝ちだよ」
「だめだよ。ルールは守らなきゃ。さっきジャンケンでぼくの方が勝ったんだからさぁ――」

そうやって二人が揉めていると、スクールコーチが。。。

「おい!そこ、なにやってる!早くしろ!」

「だって、この子が。。。」
「いいから、はやく!お前、ポジションつけよ!おっ!もう始まってるじゃん!ほら、はやく!」

そういって
ソウマールはいつものディフェンダーのポジションにつきます。


しかし


ここからがソウマールの逆襲です。

MARCELO 12 / マルセロ

MARCELO 12 / マルセロ


ソウマール、あまりにも悔しかったのでしょうか、中盤くんがボールを持った途端、サイドをかけあがりオーバーラップ!

「ヘイヘイ♪パス!」

ソウマール、マルセロのように突然攻撃に参加する(笑)

こんな
ソウマールをオヤマールは初めてみます♪
思わず手を叩いて笑ってしまったほど♪


しかし
中盤くんも黙ってはいません。
一旦はソウマールにボールを預けるも
今度は自分がペナルティエリア内に進入し、パスを要求!

「へい!よこせよ!」

そしてゴール!!

「。。。す、すごい!」

私は拍手をしてしまいました。
けれど当の本人達は
まだいがみあっているようです。けれど、まさかこんなプレーが出来るとは。。。


それからもソウマールはディフェンダーのままだったのですが毎回サイドをかけあがりまくります(笑)
(たまにスクールコーチに怒られてしまいますが(笑)「このグループ。ディフェンダーがいないぞ」と(笑))

しかし、
とても良い経験をしているとオヤマールは思いました。


そんなことを繰り返していると、ついには。。。
「おい、ソウマール!次のゲームでお前フォワードやってみろ!」と中盤くん。

「え?なんで?」驚くソウマール。

「おれがお前を使ってやるよ」

どうやら
中盤くん的にソウマールとの連携が気に入ったのか、今度はソウマールを前で使いたい様子。

そして中盤くんの戦術を試合前にソウマールに叩き込んでいます。


しかしゲームでは。。。


「ちげーよ!もっと前でもらうんだよ!」
「ちげーよ!そこでボールをキープし続けるんだよ!」
「下手くそ!それぐらい取れよ!」
と、
ソウマール専属コーチのように彼はソウマールに要求し続けてくれます。

これはとても勉強になったことでしょう。

そもそもソウマールは
ボールを持ったらソコソコやるのですが、持っていないときの動きはダメダメなのです。


なので、非常にありがたかったです。


しかし。。。


「ねぇオヤマール」
ソウマールは帰り道にいいます。
「あの子さぁ、おれに要求ばっかしてきてさ、おれ、ちょっと嫌なんだよね」
と、ソウマール。

なので、私は
「とても良い子だよ。それにサッカーを知ってる子だよ。大丈夫。ボールを挟めば誰とでもソウマールは友達になれるじゃん!」と励ますと。

「ちぇ、オヤマールはそっちよりかぁ。。。味方は母ちゃんだけだなぁ」

そういって
ソウマールはツマールが作ったおにぎりを食べて家まで帰るのです。


私は半年後、ソウマールがどんな風に変わっているのかが楽しみでしょうがないです。乞うご期待♪

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