幼稚園時代。団子サッカーを推奨する理由
ソウマール、はじめて試合をする。
朝から彼の様子がおかしい。
彼はまだ年中でオムツがようやく取れたぐらい(笑)
それでも一丁前にユニフォームを着ると、それっぽく見えた。
「頑張れよ!」
「。。。うん」
「どうした?寒いのか?」
「。。。うん」
8月の炎天下。寒いわけもなくソウマール、ブルブル。。。(笑)
そして電車に乗り、試合会場へ。
「おーこれが噂に聞く団子サッカー場かぁ♪」
オヤマール、事前にネットで検索し、団子サッカーという単語を覚えた。(しかし少し使い方を間違えている。それに気づくのは3か月後ぐらい(笑))
※団子サッカーとは小さいうちに経験しとくべしとの記事を読む。そして読んで字のごとく皆がボールに群がること。と3か月後に記憶。
そして試合開始。
「あれ?。。。ソウマール?。。。嘘でしょ?」
彼を見てオヤマールは愕然とした。
だって彼は。。。団子サッカーの外にいたから。
「え?なんで?なにしてるの?君は?」
けれど彼は真剣で
まるで鷹のような鋭い視線を飛ばし、団子の中にあるボールを見つめている。
「え?うちの子、もしや審判してるの?」
私はそう疑った。
しかし、彼の他に当然大人の審判はいた。
「。。。ねぇ、ちょっと。あれはないでしょ!おい!ソウマール!ちゃんとやれよ――」
「いいんですよ、彼は」
ふと、ソウマールチームのコーチが横にやって来てオヤマールを諭す。「彼はサッカーを知ってますよ。年中から広がるサッカーなんて、なかなか出来るもんじゃありませんよ。将来は有望ですね♪」
そんなわけあるかーい!!
結果。。。(ただし、ソウマールの場合)
団子サッカーが小さいうちに必要だという理由は、たんに団子に入らないとボールに触れないから。
ソウマールこの日、ボールタッチ数4回。他の子50回以上。
そりゃ、
団子サッカーを推奨するよ。だって小さいころの試合は団子サッカーしかないんだから。。。頑張ろう。ソウマール。
それでも
彼は幼稚園時代は強かったんです(笑)
幼稚園の頃は。。。
ソウマールの
頑張りと空回りが、
なぜかこの曲を思い出します。今聴いても、グッとくる。