ソウマールにメニューを作ったら(中編)
前回、ソウマールからの依頼で作成された練習メニュー
ついに完成しました!
その話はこちら
↓
「おーい。ソウマールこれでどうだ?」
「おっ♪いい感じ♪」
「だろ?」
「ありがとう。オヤマール♪ではでは」
。。。?
「。。。あれ?」
「どしたの?オヤマール?」
「。。。いや、おれ、今メニュー作ったよ」
「うん。知っているよ。オヤマール、ありがとう♪」
。。。
「いやいやいや!」
「え?なぁに、オヤマール。あまりしつこいと女の子に嫌われるよ」
「いやいやいや!別にソウマールは女子でもないし、別にバレンタインデーのチョコなんかいらないし、悔しくなんかないし、っていうか、なにより、なんで今作成したメニューをしまうの?」
「え?だって明日サッカーの友達にみせるから♪きちんとしまっとかないと」
「いやいやいや!違うでしょ!それ、自慢するための道具じゃないから!ほらっ!それ使って練習しようよ!練習!」
「えっ!練習すんの?」
「当たり前でしょ!」
「。。。でも外は寒いし、今日はもういいんじゃない?」
「よくない。行くよ」
「。。。まじかぁ」
そうです。
うちのソウマール。最初からこれが目的だったようです。
練習メニューを親に作ってもらったチームメイトやその仲間に自慢したかった。。。それだけです(笑)
(どうりで彩りや装飾にもこだわらせたわけです(笑))
こんなの
↓
そして
半強制的に行った夜練。
しかし
これもまたいつも通りで
やると張りきりだすソウマール(笑)
「オヤマール。次のメニューは?」
「うんとね、次は右足だけでドリブル」
「了解!でも1分ってちょっと短いね」
そうかぁ、
私は心の中で計算をします。
約50項目だから1つにつき1分。。。つまりは一時間かなぁ。
時計をみると夜の7時。
よって終了は夜の8時前となります。
だが現実は違いました。
1分間の練習 × 50項目 × 毎回メニューの確認 × 休憩 = 120分でした(笑)
もう
これは修正をするしかない!
私は「これは絶対に必要!」と思う練習と「ソウマールが絶対に喜ぶもの」のミックスを厳選し
急遽平日用を携帯電話から作成し始めました。
(最近は携帯電話で編集作業が出来るので便利ですよね♪)
すると。。。
「オヤマール」
「ん?なに?」
「どうせ直すならさ、ちょっとお願いがあるんだけど。。。」
「なに?」
「さっきのメニューで軸裏通しがあったじゃん。でもさ、あの技って、後ろに下がるから、敵もついて来るんだよ。だからさ、それをオヤマールにやってほしいんだ。それからそのあと、ダブルタッチをいれてほしいんだけど」
「。。。ダブルタッチかぁ。なるほどね。つまりは軸裏通しのダブルタッチってこと?」
「そう!」
「いいかもね。一回やってみようか!」
「うん!」
こうして始まった練習メニュー改造計画
。。。後編へ続く