子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

マーカーでマーキング♪

どうも
今さらですが
今年は亥年ですね♪

そこで思い出したのですが
ソウマールが
まだ人ではなく
🐗猪だった時代のことです。。。
あれは。。。たしか
小学校一年生の時です。。。

オヤマール
それまでソウマールの
猪の原因が分かっておりませんでした。
だから試合中も。。。

ピー!とホイッスルが鳴ると。。。

「おい」
オヤマール頭を押さえる。
「ソウマールは、なにやってんだよぉ。。。」


サッカーボールは
無情にもゴールラインをわり、
相手のゴールキックとなる。


(同時に観客からのため息💨)

(ひそひそ)
「ソウマールくん。スピード出しすぎなのかしらねぇ?」

保護者からの声がします。


そうです。この試合
ソウマールが見事に
全てのチャンスを無駄にしてくれるのです。


ボールを奪うまではいい!ソウマール。
そしてそのまま
サイドからライン際を疾走!
それもいい!

そして
来る敵を得意のダブルタッチでかわし、突き進む。
そして最後
目の前に誰も敵がいなくなった。


「よし!ソウマール!そこでゴールに切り込んで。。。ん?早く。。。向かってよ。。。向かって。。。向かってる?」


そうです。
ソウマール。
せっかくサイドで敵を振り切ったのに
そのままずっとサイドラインを疾走していくのです。


まさに猪🐗(笑)
(それかライン際の滝(笑))

けれど慌てているのは本人(笑)
ゴールラインを割りそうになり、急いで苦し紛れのシュート!

無論シュートは入るはずもなく
必ずゴール🥅横のネットに突き刺さるという無限地獄。。。



その帰り道。。。マール家はトレーニングです。


まずはマーカーを
サイドライン付近に置き
その後、ゴールに向かって、マーカーを斜めに置く。


ふと。。。

もしかしてマーカーってこうやってマーキングするからマーカーなのかな?と訳のわからないことが思い浮かびました。(笑)


「よし!ソウマール。まずはこのサイドに置いたマーカーをダブルタッチで二回かわしてくれ。そしたらすぐ斜めに置いたマーカーをジグザクドリブルでいって最後はシュートだ」

「えーこんなの簡単だし、おれ、マーカーだけとかつまんないから嫌なんだよねぇ」

「大丈夫。出来るようになったらおしまいだから」

「本当?じゃあ次、PKしていい?」

「あぁ」

「やった!じゃあ、さっさと終わらせるね。見てて」


そういって
ソウマールのトレーニング開始。


まずはダブルタッチ一回目

ピンポーン◯🙆‍♂️
さすが!


そして次のダブルタッチ

ピンポーン♪ピンポーン♪これも正解!

そして次は斜めにマーカーをジグザク。。。

ブッブー❌🙅

あれ?
ソウマール。。。なぜかそのままライン際を真っ直ぐ進む(笑)


「もう一回!💦」
ソウマール慌てて戻る。

しかし結果はさっきと一緒(笑)



そうなんです。
ソウマールは試合中、
「ゴールに向かって切り込まない」のではなく
「ゴールに向かって切り込めない」
だけだったのです。


ソウマールいわく
アウトサイドのドリブルなどは練習してきたけれど
インサイドで中に入るドリブルをしたことがないそうです。

なるほどです。

あの猪の理由が分かりました。

なので皆さんも試合中
「おい!なんで今◯◯しないんだよ!」
と思った場面があったときは、そこの場面を切り取り、やらせてみると、たんに
やったことがないだけかもしれません♪

ぜひ一度お試しあれ🎵

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