子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

キックフェイントが怖い

最近のソウマールはキックフェイントに100%の確率で引っ掛かります。

いつからでしょうか?こんなにシュートを怖がるようになったのは?
昔なんてそれこそ、キックフェイントをされてもそのまま突っ込んでいったのが、いつの間にかそうではなくなって。。。

これも成長なのでしょうか?


しかし
この恐怖を覚えたという事は、より厄介なことを招くのです。
それは。。。

より危険になりました



おそらく、その事にソウマールは気づいていないのです。

どういう事かというと
ソウマールはその場に止まり、背中を向き、シュートに耐えようとするのです。


しかし、これは本当に危ないことです!
これ、キックフェイントではなく、本当のシュートだった場合、
大抵ソウマールが当たる部分は背中か後頭部です。
ここは非常に危ない箇所だと思います。

背中に当たれば息は止まり、
後頭部であれば、最悪、打ち所が悪いと。。。等と心配になるので、私は「ソウマール。恐いなら前に行きなさい!」といつもいっています。

これは大人が考えると普通の事なのですが、
子供は必ず驚きます。
なので私はいつも実践をします。

「ソウマール。私に向かってシュートしてみなさい」

「え?なんで?」

「いいから」

「本当に?じゃあ、行くよ!えい!」

「うっ!」

私はソウマールのシュートを背中で受けます。。。思ってたよりも痛いです(笑)

(呼吸を整えた後)

「。。。いいかい、ソウマール。これは痛いか痛くないか、どっちだと思う?」

「。。。いや、痛いでしょ(笑)」

「正解だ。じゃあ次、もう一度。さっきと同じ風にシュートを打ってきなさい」

「え?また?。。。いいの?」

「あぁ」
(なんでソウマールは少し嬉しそうなんだろう。。。いかんいかん。集中しなければ)

そうして
ソウマールがシュートモーションに入った瞬間、私は全力でボールに向かいます。

ソウマールのシュートは当然私の足に当たります。

「いいかソウマール。今のようにボールっていうのは遠くで待っているとだんだんと浮き上がってくるんだ。だから本当にボールに当たりたくない場合には距離を詰める。そうすれば絶対に顔とかに当たらないんだ。分かったか?」

「そうなんだぁ♪」

ソウマールは納得したようで良かったです。しかし。。。

「でもさ、足でも痛くない?」

「痛くないよ。なんなら足の裏を相手に見せてとってもいいしな」

「本当に足、痛くない?」

「ああ、本当だとも」

「じゃあさ、もう一度やってもいい?」

「いいとも」

そうしてソウマール。もう一度目の前でシュート!

ボム!

「どう?」

「痛くないよ」

「ほんとう?それって大人だからじゃないの?」

「違うよ」

「じゃあ、今の痛み覚えててよ。今度は背中をやるからさ」

「あぁいいとも。背中。。。背中?」

「じゃあやるからオヤマール。下がって♪」

(え?なんで?なんでもう一度やる流れになったの?こっちは結構痛いんだよ。だって大人だったら背中向かないんだから)

「じゃあ行くよ!オヤマール!」

「あぁ!」
(怖いよ。。。逆に怖いよ。。。あぁ、こんなことなら。。。)


ベコッ!

いたっ!

「オヤマール♪どう?おれ、うまいっしょ!」

。。。うまい?

。。。あっ!コイツ、わざ狙ったな。。。しかも後頭部💢

「。。。ソウマールくん。今度は交代だ。次はお父さんが蹴るから。。。😈」
「いやー!!逃げろー!」

最後はリアル鬼ごっことなりました(笑)

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