ソウマールのスタミナアップ方法
「ねぇ、父ちゃん。おれ、ゲームがしたい!!」
「よぉし。じゃあ、久しぶりに一対一でもやるか?」
「違うよぉ。ピコピコの方だよ~」
「。。。」
言い方がなんか
昭和的なソウマールですが
こんな感じで、休みの日は必ずと言っていいほど
ゲーマーになります。
私、オヤマールはいつも
「どうやって、このゲーマールをあしらおうか」に頭を使います。
そこで。。。
「よし。じゃあ、リフティング◯◯回やったらいいよぉ」
試しにいってみると。。。
「本当?!やる!」
ゲーマールはすごい勢いで近くの公園へダッシュ!🏃
。。。この判断力。。。すごいな。
しかし
付き添いとして
私が公園に行かなければいけないことに、気付きます。
。。。あぁ、今日は外、寒そうだなぁ。。。
窓からは
空っ風が勢いよく吹いているのが見えます。
それでも
オヤマールは(しかたなく)
相撲取りぐらい着込み、いざ公園へ。。。やっぱり寒い😫
そして
公園に着くとソウマールの声
「あ~!なんでおれはこんなにバカなんだ!!」
リフティングが
失敗する度に叫ぶソウマール。
近くにいる幼児達や
散歩中の人、はたまた犬までもが驚いています(笑)😲‼️
(はたから見るとやっぱりソウマールって恥ずかしい子なんだなと思い、離れて見ることに。。。)
「あっ!父ちゃんがきた!こっち!こっち!はやく!」
「。。。お、おう」
私、恥ずかしさのあまり、顔がポカポカしてきました(笑)
それから
寒空のなか
ソウマールの
リフティングをみること30分!
「。。。ついに出来た」
満身創痍でソウマール目標を達成。
すごい!
だって
普通に最高記録より一回多い回数を提示したのに。。。なぜかクリアできる。
恐るべき、ゲーマール(笑)
「すごいじゃないか!ゲー、じゃなかったソウマール。じゃあ今度はソウマールの好きなシュート練習でも――」
「いや、それはいいから。それよりゲーム!」
「。。。あ、そう」
しかし、
この情熱を逃すのはもったいないと考えたオヤマール
。。。またもやズルい考えに(笑)❗️💡
「そういえばさ、最近すごく良いゲームが出来るお店を見つけたんだよ」
「えっ?本当?!」
「あぁ、ただなぁ、あそこちょっと遠いんだよ。それに自転車も置けないし、走っていくならいけるけど。。。」
「行く!!」
ということで
ソウマール。まんまと騙され、二キロ近い距離をランニング。
(しめしめ😏)
「よーし!行くぞ!」
「あれ?父ちゃん待ってよ!」
「なんだよ?」
「そこって自転車が置けないってさっき言ってたじゃん。忘れちゃったの。ほら、自転車置いて、走ろっ🎵」
あ。。。
。。。私、
ソウマールと共に二キロ近いランニングをするはめに。。。😭
(帰りの事も考えるとその倍かぁ。。。あぁ、辛い)
ハァハァハァ。。。🏃♂️😵💨
走ること、15分
なんとか到着。
「ここなの?父ちゃんが言ってたのは。。。」
「そうだよ。思う存分。。。やりなさい」
そういって
連れてきたのは
おもちゃ売り場の無料体験ができるゲームコーナー(笑)
それでも
ゲーマール嬉しそう!
「うひょ!何からやろう!」
色々あるなかで、吟味すること5分。
最終的には。。。サッカーゲーム(笑)
(サッカーなら実際にやれよ。。。)
サッカーを
選んだことを褒めるべきか、怒るべきか迷うオヤマール。
(最終的にそのサッカーゲームを最後までやってました(笑)フ・ク・ザ・ツ(笑))
そして
ソウマールのゲーム時間終了!
その
帰り道。
「いやぁ、父ちゃん楽しかったよ。また来たいなぁ」
「いいけど、また同じメニュー(次はリフティング最高記録+1回)をクリアしないとダメだよ?」
「いいよ!おれ!ゲームのためならリフティングだってやってみせる!」
。。。もう何を目指しているのだか分かりません(笑)
「父ちゃん」
帰り道でソウマールは「腹へった」と言い、親子で牛丼屋さんへ
その後
「父ちゃん!あそこに100円ショップがあるよ!ちょっと見てこうよ」
と言われ、
結局、吹き矢を買わされ
「父ちゃん!うんちだよ!」
と言われ、そんなもん買うか!と言ったら
本人がいきたいらしく
急いでコンビニでトイレを借りました。
ついでに
肉まんを二人分、買いました。
本当にソウマールは
サッカーをやっていないと
ばかで幼くて、しょうがない人間だと思いました。
しかし
そんなソウマールもまだ小学2年生。
いつもは
サッカー選手を目指し、
大人(コーチ)の要求にも必死に食らいついています!
私が同じ歳だった頃は。。。
鼻水垂らして、
それこそファミコンで遊んでるだけでした。
そう考えると。。。
「今のソウマールの方が圧倒的に頑張っるじゃん」
そう考えている間に
ソウマールはすでに肉まんを平らげてました。
なので私は
自分の肉まんをソウマールにあげました。
ソウマールは喜び。
「ダブル肉まん♪」と訳のわからない表現で喜び、アホのようにかぶりついています。
そんな
ばかでアホでどうしようもないソウマールですが
こうして
普通?のお父さんと子供でいられた時間が私的には、すごく貴重でした。
子供が
子供でいられる時間は限られている。
だからこそ
その時間を目一杯楽しみたいです。
ただ。。。
寒いのと走るのは、勘弁してほしいです(笑)
。。。まぁ、やりますけど(笑)