なぜ、セレクションチームに入ったのに、昇格出来る子が少ないのか?
「セレクションチームに見事合格!!」
そう喜んでいたら
ジュニアからジュニアユースにあがるときに落とされる。。。
こんな話をよく聞きませんか?
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普通なら
「え?何百人というセレクションの中から選ばれたのに、なんで上にあがれないの?」
そんな疑問がわきますよね。
私もずっとそう思っていました。
しかし!!
先日、
運良く?ソウマールはそういうセレクションチームと対戦しました。
そこでオヤマールが相手チームをみて、納得がいきました。
こりゃ上に行けるのは1割ぐらいだな!と。。。
もちろんソウマールFC(仮)と戦った相手チームに対しての感想は。。。
速くて上手いです。
もうみんな
グングン抜いていきます。
(特に足が速かった)
とりあえず
ドリブルなどされた日には追いつけない。そんな感じ。
。。。しかし、なんでしょうか。。。
みんながみんな
同じ動きしかしないのです。
(というか、ジュニア年代はスピードに頼っちゃダメなのでは(笑)??)
みんな、同じ動き。。。
この違和感ともとれる感覚の正体が試合を進めていくごとに分かってきました。
それは
セレクションチームの正体は。。。
みんながみんなアタッカーだということでした!
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違和感の原因が分かり、オヤマールちょっと安心🎵
でもなんでみんなアタッカーなのか?
それは。。。
きっと受かる子の条件が統一されているからなのでしょう。
よく見るとみんなの体は細身な子が多かったです。
なのでなおさら。。。
身体的特徴もサッカー的特徴も同じ選手ばかり!
きっと
前のチームでは各自「エース」として活躍していたことが推測されます。
そんな子をみんな集めたから、ジュニア時代では無敵な強さなのです!!
。。。ですが、特徴(プレイ)がほんと、みんな似ている。
つまりは
その分野のエリート集団達。
アタッカーという分野だけのエリート集団です。
つまりは。。。
逆をいえば。。。
同じ特徴の選手をジュニアで集めたら。。。
ジュニアユースになれば。。。
そう!
どんな国でも
全員アタッカーなチームなんていないでしょ?
そういうことです。
もちろん
ジュニアぐらいならきっとフィールドプレイヤーが全員アタッカーでも試合には勝てます。
しかしこれがジュニアユースにあがるとなると。。。
やはり色々なタイプが欲しいところ。
ということは。。。
ジュニアで選ばれた選手の3分の2は落とされる運命になるのは必然。
だって
みんなアタッカーなんだもん!
アタッカーならまぁ、2~3名取っておけば、あとはいいでしょう。
そういうことです。
せっかくジュニアで受かってもジュニアユースに上がれないという仕組みはこんな理由だとオヤマールは思います。
なんだかなぁと思います。
やっぱり
この構造を変えていかないと日本のサッカーは衰退します。
だってジュニア時代だと、みんながみんな
「ジュニアでセレクション受かるにはスピードだぜ!」
とかいって線の細い子ばかりを作り上げていってしまう気がします。
だいたい背が伸びる子って
小学生時代はちょっとポッチャリしている気がします。
なのでそういう子の受け皿もあるセレクションをした方が良いのではないかなと私的には思いました。
。。。まぁ、そうはいっても同じ特徴のセレクションチームはメチャクチャ強かったですけどね(笑)
もう
ジュニア年代でアタッカーだけを集めたくなる気持ちも分かるわぁ~(笑)
。。。だけど。。。ねぇ?
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