子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

ブームの弊害~エースを捨てた日~

ソウマールは無料という理由から
フラッグフットボールをやっていたのですが。。。


ここ最近ラグビーブームのせいか
毎回参加していた無料チームが有料チームへと変わるそうです。



我が家は(申し訳ないのですが)
無料で体が動かせたことが魅力だったため、ちょっと残念。


きっと今回が最後の参加となるだろう。。。

soumar.hateblo.jp



案の定
監督さんが練習終わりらへんに
こちらにやってきて私に話しかけてくれた。
どうやら「毎回参加しているソウマールを買ってくれてる」そうだ♪

「いやぁ、オヤマールさん!この度はついに我がフラッグフットボールもチーム化しますよ。ここ最近選手の集まりもよく、保護者の方にもチーム化を言われてたんですよ♪いまでは満員ですよ」

「そうですかぁ。スゴいんですね。今のブームは」

「大丈夫ですよ、オヤマールさん!ソウマール君は特別枠で開けてますから。こんなセンスの固まりは見た事ないですからね」


「。。。あ、いや、うちは。。。まぁ、ありがとうございます」


「いやね、ほんと、五年生に混じっても出来るんだから頼もしいですよ。ここだけの話、ソウマール君が我がチームに入れば全国大会も夢じゃないと思っていますよ」


「。。。そうですか」


「あれ?信用してないんですか。私は本気なんですよ。あの体格と敵が来たときにクルッと回転してかわす技術とか天性のものですよね」


(いや、あれはサッカーのルーレットをやってるだけなので。。。(笑))


「いやぁ、ほんと、これから楽しみで仕方ないですよ♪あっ!練習は来月から始まりますから。是非ともよろしくお願いしますね。ここに入部の用紙があるので記入して帰ってくださいね」


「。。。ねぇ、ソウマール」


「あん?」


フラッグフットボールがチームになるって、ここに入る?」


「うん。別にいいよ」


「週末とかサッカーの試合に行けないかもしれないけど。。。」


「じゃあ、入らない」


「え。。。」




「あのぉ。。。すみません!本当に。まぁ、あの。。。そういうことなので。。。」


「え、あ、はぁ。。。」

監督も呆然と私達家族をみていました。


まさかこのラグビーブームに乗っからない子供がいるとは。。。しかも毎回皆勤賞だった子が。。。


監督の顔からはそんな心が読めました。


監督さん!!

本当にごめんなさい!!🙏

たんなる貧乏家族だっただけです🎵
(無料ラブです💓😍💓)

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