子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

9才の壁に。。。

最近、
ソウマールFC(仮)で感じていることがあります。

それは。。。
みんな、往生際が良くなってきたことです。

これは良い意味で言っていません。
私はこれを危険信号なんじゃないかと思っています。

ソウマールFC(仮)のピンチです!!


特に
それが顕著に見えるのが保護者の方達の態度なのです。

具体的にいうと。。。

今まで試合会場の応援席でパパ達は
「あ~なんであそこで準備してないかなぁ!」
「いや、そこ決めろよ!」
「声を出して呼べばいいじゃん!」
などと子供達のプレーに親同士で一喜一憂していたのですが。。。

最近ではけっこう。。。携帯をいじっって、関心がなくなってきてます。


なんだろう、この違和感は。。。

いや、世間では親は静観しているのが良いと言われていますが。。。なんだろう。。。何かが違うのです!


保護者の方達にそれとなくさっきのプレーなどについて感想を聞いても
「まぁ、ケガしない程度にやってくれればいいんじゃないですか」

「そうっすね。普通に考えてサッカー選手になんてなれるわけでもないんだから」

「サッカーはコスパも悪いですしね」

「あはは(笑)」


けっこう悟り気味のみなさん。


さらに

保護者が無関心になっていくと、子供達もその空気を感じてか、
驚くぐらいサッカーへの情熱をなくしていっています。


期待される事がモチベーションだったのです


ソウマールFC(仮)にはそんな子供が多かったのです。


親が観に来てくれる!
親が応援してくれる!

それだけで
頑張れる子供達だったのです。


認められたい欲求は人間なら、
誰しもが持っている当然の感情ですからね。

ましてや、それが産まれてから
ずっと憧れの親からなら、なおさら!

そりゃモチベーションになるでしょ!


しかし、そんな強い存在から。。。

「サッカー選手はムリムリ。今後、趣味としてなら許すけど、本気は許さない」

そんな太鼓判を押された子供達は
一体どんな気持ちになるのだろう。。。

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そんなことも知らずにソウマールは今日も


「ねぇねぇ、点取り屋。練習の後だけどさ、サッカーしよ♪PK戦か、サッカーテニスだけど♪」

相変わらずPK戦が好きなソウマール(笑)


しかし。。。


「ごめんね。ソウマール。今日は塾に行く日なんだ。。。じゃあまた」

「。。。うん。そっかぁ。。。じゃあまた」

そういって
ソウマールは次の子に声をかけにいきます。

しかし。。。その誘いに応じる子供が段々と減ってきています。


確かに最近では強豪チームにボコボコにされ、レベルの違いを見せつけられているのも事実です。

こいつらには勝てない。
そんな事が刷り込まれていきました。


しかし、
それがなんだ、という気持ちが私にはあります。

だって別に
ピッコロ大魔王やベジータ、ましてやフリーザ様と戦うわけじゃないんですから。
たんにそこいらの同い年の地球人(子供)と戦うだけじゃないですか!

今相手と差がある?

だからどうした

私はそう言いたいのです

そして
なによりその差を感じて、落胆しているのが。。。

保護者なのが気に入らないのです!

子供が悟る分には仕方がない
というか、そういう権利はあると思うんですが。。。

周りの保護者がそんな雰囲気になってはいけないと思います。


私、なんだか怖いです。

なんとなくですが。。。

子供からサッカーを取り上げそうな雰囲気がしております。

もちろん、これ以上は家庭の事情もあるので
私にはどうすることも出来ないのですが、なんかもったいない気持ちとヤルセナイ気持ちが凄くあります。


しかもなぜかそんな諦めの雰囲気になっている親は
うちのチームのエース君だったり、点取り屋くんという中心人物だからなおさらです。


このサッカー諦めムードが
たんなる気紛れであることを私は望んでいます。

「え?諦めムードですか?あぁ、あれはたんに最近、虫歯が痛くて元気がなかっただけですよ!がっはは」

そんな言い訳を聞きたいオヤマールです。

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