子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

親と子供のサッカーへの考え方(正解、不正解はない編)

あるスクールの日のこと。
その日の天気予報では雨が降るといっていた。

ちょうど、私は仕事が休みだったため
ソウマールと一緒にサッカースクールへ行くことにした。

「今日は雨降るかなぁ~」
ソウマールは、やたらと雨を気にしている。



「ソウマールは雨、降ってほしいのか?」

意地悪そうに私が聞くとソウマールは

「降ってほしいわけないじゃん!ここまで来て中止だったら、めんどいよ」

「だよな」

そうして私達親子はサッカースクールに到着した。

「あのぉ、コーチ」
すると子供達がアップし始めた頃、一人のママさんがコーチを呼び出す。

「なんでしょうか?」

「今日って、雨が降ったら即中止でしょうか?」

「いや、安心してください。小雨程度ならやりますよ」

そういってコーチは爽やかな笑みを返した。

「えっ!小雨でもやらせるんですか?」

意外な回答だった。

「子供が風邪をひいてしまうかもしれないじゃないですか、それに転んでも大変だし」
そういってママさんは雨が降ったら即中止にしてほしいとお願いしていた。


色んな考え方があるんだなぁ


私は思った。

そのママさんは
観覧席のネットに張りつき、携帯電話の天気予報と空と息子の3つを順番にみていた。

きっとこのママさんは
子供のことが本当に可愛いんだなぁ、と私は心底思った。


同じ親でも
同じ好きでも
色々な表現や考え方がある。

私はどちらかというと
わざわざ来たからやってほしい。そして、月謝を払ってるんだからやってほしい派だったので(笑)


こんな色々な考えを持っている保護者達の意見を全部まとめなければいけないコーチ達って本当、大変だなぁと思いました。

そして。。。

「えーではこれから練習を始めたいと思いますが、その前に1つ!」

コーチは選手達を見渡す。

「今日は雨が降ってくるかもしれません。そしたら即、中止にしてほしい選手は手をあげてください」

そういって
何人かの選手は手をあげた。

「では小雨ぐらいなら気にせずサッカーをしたい選手は手をあげてください」

すると
けっこうな数の選手が手をあげた。

意外だったのは
雨が降ったら即中止にしてくださいといっていたママさんの子供が手をあげていたことだ。

その子は
とても勇ましい顔をして手をあげていた。雨ぐらいなんだ!という顔。

その顔は
立派な選手の顔だった。


親の気持ちとは違っていた子供の気持ち

どちらも
あっているような気がする。

母親だって相変わらず天気を気にしている。
それだけ子供を大切に思っている証拠だ。

けれど。。。

ママさーん。
今、息子さんがとても良い顔をしていますよ。
携帯で天気予報をみるよりも今、子供の写真を撮った方がいいですよ。

そんなことを心のなかで呟いてみたけれど、そのママさんにはもちろん届かない。

もったいないよ~


それに比べ、うちの子は。。。


「雨が降ったら中止にしたい人!」

手をあげず

「雨でもサッカーをしたい人!」

でも
手をあげないという暴挙!


どれだけ優柔不断なんだよ?(笑)

この私似が!!(笑)


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