子どもがジュニアサッカー?!

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SOUMAR’s diary

岡本太郎を愛する父とネイマールに憧れた息子ソウマール(現小6)の壮絶なジュニアサッカーに挑む親子の物語です。

夢を見続けるソウマールと塾

先日、

公園でソウマールとサッカーをしていると。。。

 

「おぉ!ソウマールじゃん!一緒にサッカーしよう♪」

と小さな頃から仲良くしてくれているキッズの1人が遊びに来ました。

soumar.hateblo.jp

 

 

「あれ?なんか久しぶりだね」とソウマール。

 

「そうなんだよ。最近は塾ばっかりで全然体を動かしてないんだよね」

「ふーん」

ソウマール、興味なさそうに返事。

 

「ソウマールもさ」その子はアップをしながらソウマールに言います。「早いところ塾とか行っといた方がいいんじゃない。俺なんかずっと今までサッカーやってたから他の人よりも勉強遅れちゃってるんだよね。今、とっても辛いんだよ」

 

「ふーん」

 

またもやソウマール、興味なさそうにリフティングしながら先輩の話を聞いています。

 

「ソウマールはさ、ずっとサッカーしていたいでしょ?」

 

この問いには「うん!」と元気に答える。

 

「そしたらさ、やっぱり塾だよ。今だけだからさ。ちょっとの間だけ。好きなサッカーを辞めて勉強するんだよ。そうすればさ、中学、高校でいっぱい好きなサッカーが出来るんだよ。これってよくない?ちょっとの辛抱だよソウマール。しかも、ソウマールなら今から塾行けばだいぶ楽になるよ。そうしなよ」

 

しかしソウマール、珍しく頷かない。

 

「ソウマール。聞いてるのか?」

 

「聞いてない!!」

 

「はぁ?」

 

「おれ、そんなのヤダ!」

 

「なにいってんの?ソウマール。サッカーやりたくないの?」

 

「やりたい。だからおれ、サッカー選手になる!」

 

「だからさぁ、そのために勉強をさ。。。」

 

 

 

 

私、

この話を聞いて、なんだか切なくなってきました。

 

塾へ行く子と夢を見る子

 

どちらもサッカーが大好き!

 

そして、どちらも正しいし、どちらもちょっと間違っている。。。

 

いや、どうなんだろう。。。どちらも正解なのかなぁ

 

うん。そうだ

 どちらも正解!

そうじゃないと。。。辛すぎます。

 

サッカーをずっと続けるためのアプローチ。

 

ただ、それが違うだけ

 

情熱や想いなんかはきっと、

比べるものじゃないけれど、同じぐらいだと私は思います。

 

ただ違うのは。。。

 

大人の考え方と子供の考え方。

 

ただ、それだけ。。。

 

うーん。難しい

サッカー大好きな子どもが勉強も好きになる本

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そんな帰り、私はソウマールに聞きました。

 

「ソウマールはさ、塾とかに行きたくないの?」

「おれ、やだよ!そんな時間があるならサッカーやってる!」

「ふーん。。。そうかぁ」

 

私は大人です。

 

彼よりも冷静に事を考えられます。

 

きっと、

こうやってサッカーの事を真剣に考えているサッカー小僧達が

世の中には何百、いや何千万人といるのでしょう。

 

その中で

本当にプロになれるのは一握り。。。

 

だからこそ

 

諦めるのも選択。。。

 

諦めないのも選択。。。

 

私は大人です。

 

今までも人生で様々なことを、諦めてきました。

 

なので。。。

 

諦めることだったら、ソウマールに教える事が出来ます。

 

いつだって。。。

 

だからこそ

ソウマールには今、夢いっぱいに好きな事をやってほしいのです。

そうしていられる時間を大切にしてほしいです。

 

諦め方なら、

いつでも私が教えることが出来るんだから

私の知らない、

諦めなければ夢は叶う!

そんな世界で彼は戦ってほしいです。

 

諦めてばかりだった私から言えるのはそれだけです。

 

頑張れよ。ソウマール

 

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