J下部くんと出会った日
偶然のことです。
ソウマールが出場した大会に1人桁違いの子がいました。
彼は3年生の大会にいました。
ドリブル、パス、シュート。そして体の大きさが他の選手とまるで違っていました。
マッチアップしたソウマール、空気のように扱われてます(笑)
そんな彼は
当然そのチームのエースです。
試合後
ソウマールがげっそりとして帰ってきました。
「。。。オヤマール。水筒の水がなくなった」
この寒い時期に水筒の水がなくなるのは珍しい。
それだけ今日の大会はレベルも高く、本人も必死だったのでしょう。
そんな彼に私はいじわるをしたくなり(笑)
「どうだった?中盤でマッチアップした彼は?」と聞くと
少しイラッとした顔で
「別に!」と敵意むき出しで言ってきました。
そして
「彼は3年生だし、おれ、まだ2年生だから!おれが3年になったらあれぐらい出来るし、あいつに勝てるし!」
と声のコントロールが出来なかったのか大声で叫んでました。
(もはや宣言です(笑))
ソウマールFC(仮)のコーチも
「よくいった。頑張れよ」といってくれました。
しかし
J下部くんの恐ろしさは
それでは終わりません。
その後行われた4年生の大会にも彼は出場していて、しかも点を取る取る(笑)
「別にさ、1学年の差なんか関係ないよ♪」と証明するかのように
彼はとても楽しそうにサッカーをしています。
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そんな彼とは偶然にも
トイレで出会いました。
すると。。。
「君さぁ、さっき僕に3年生になったら勝てるとかって言ってた子だよね。もしかして君ってまだ2年なの?」とソウマールに話しかけてきました。
ソウマールは驚きながらも頷くと彼は少し微笑んで「たしかに君は2年生にしては上手かったよ。ぜひ頑張ってね」と握手をしてくれました。
私はJ下部に入る人間は
心も器も大きいんだなと思いました。
ソウマールも
ぜひ、あの本物を肌で感じ取って、
何かを得てくれたらなぁ、と期待を込めて、覗き込んでみると。。。
「。。。やべぇ」と慌てるソウマール。
うんうん。そうか
やはりあの存在感に出た言葉だろう。。。かと思いきや
「。。。おれ、今トイレで手洗ってなかったです」
とまさかの告白(笑)
これにはJ下部くんも苦笑い。
そして。。。
2人一緒にトイレで手を洗い流す(笑)
そして
「またね」といってお別れしました。
これをきっかけに
ソウマールが何か変わってくれる事を楽しみにしています♪
ありがとう!
J下部くん♪